函館の散歩道
やさしい季節の風が坂道を通り過ぎ
古風な洋館の窓辺にこっつんこ。
そうっと固くなった窓を開けてあげたら
汐風が本のページをめくってく。
まあ、いたずらっこだこと。
急にお散歩がしたくなって
港が見える白いブランコのある公園まで
お散歩しましょうよ。
時間が遠くに見えるね。
船があんなにゆっくり動いて見える。
ブランコを揺らしたのは誰?ー君?
さあ、ブランコにのって、晴れた空までひとっとび〜。